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カポエィラはブラジル発祥の格闘スポーツ。男性はもちろん、女性や子供まで世界中の方に親しまれるスポーツで、肉体的・精神的・感情的な能力を必要とします。対戦者を惑わすために踊りのような動きをしている合間に高い蹴りや見事なアクロバットを繰り出します。
柔軟性や強さといった要素をうまく組み合わせることにより、総合的な訓練になるだけでなく楽しみも生まれ、仲間と楽しく共有する事ができます。 また、防御や相手とコミュニケーションをとること身につけるので、子どもたちにも安全にできるスポーツです。カポエィラでは歌・リズム・楽器・アクロバット・防御など様々です。これら全ての要素をうまく組み合わせて学ぶことが、良いカポエィリスタ(カポエィラをする人のこと)の違いを生み出します。
たとえカポエィラの動きが良くても、歌や楽器が出来なければカポエィラの全てを理解したとは言えません。 カポエィラにとって重要な事は「カポエィラのホーダ(ゲームに参加する人が輪を作り、楽器を奏で、歌を歌い、その輪の中で2人が『jogo(ジョゴ)』、いわゆるゲーム(試合)を行います。)を創り上げるの全ての要素にどれだけのエネルギ-を注ぎ込めるか」なのです。2008年にはブラジルの無形文化遺産として指定され、青少年の健全な育成、地域の社会福祉の重要な要素の一つにもなっています。 |
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